会計士試験勉強の質と量|長時間の勉強は意味がない?_08

会計士短期一発合格勉強法
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勉強の「質」と「量」について考える

今回は、勉強の「質」と「量」についての記事になります。大学受験や難関資格試験等を勉強する時、まず勉強時間=量への意識は誰しも持つかと思います(毎日、勉強記録を残す人もいるでしょうし、SNSでは「xx時間やりました!」なんて報告もありますね)。しかし、「質」への意識はどうでしょうか。考えると、「今日はこの論点を理解しました!」とか報告している人、少ない気がしませんか?

実は、この「質」の部分を意識することが、合格するために非常に重要なポイントとなります。このブログに来た方は、既に「意識」している方かと思いますが、その「意識」をどのように持つべきか、そして、「意識」したらそのもう一歩先まで進むことが大事ということや、究極的には「長時間の勉強は意味があるのか、ないのか」等について、記事を読んでいただければしっかり理解できると思います。

是非、最後までご覧ください。

復習をする時に大事な意識|『質』について

あめ
あめ

 早速ですが、みなさんは自習する時、どのような意識で取り組んでいますか?

「今日は何時間やった」「あと、何時間やろう」「××ページまで復習したぞ」

いろいろあるかと思います。こういった「何時間やった」「何ページ進んだ」といったいわゆる『量』の感覚は、会計士受験生他、資格試験の受験生はみな意識しているでしょう。しかし、この『量』の感覚よりも、最優先に意識しなければいけない要素があります。

この「意識」を感じることなく、また、重視することなく学習を進めているなら、会計士試験の短期一発合格は黄信号 ・・・かもしれません。それでは、この持つべき「意識」とは一体何でしょうか?

徹底して『質』を意識する、こだわる

それは、『質』です。

 そんなことはわかってるけど!

そんな声が聞こえてきそうです。しかし、本当にわかっていますか?

私が受験時代に感じたこと、それは、「天才の1時間は普通の人の3時間に匹敵する」ということです。もちろん、これは私の感覚に過ぎませんが、「天才」という人達は、このくらいずば抜けた存在だということです。そして、会計士試験は、そういった「天才」達を相手にする試験なんだということを意識すべきです。

 「天才」がすごいのはわかったけど、それを意識してどうするの?

シンプルな話です。天才の1日の学習時間が仮に12時間だとします。普通の人が追いつくためためには、3倍の36時間の効果を上げろということです。

 いやいや、どうやって3倍の効果上げるのよ?

確かにそのとおりです。実際、3倍の効果を上げることは非常に厳しいかもしれません。しかし、勉強法を工夫することや、授業の受け方、復習のやり方、その一つ一つの中で、「3倍の効果を上げなければいけない」と意識することで、実際に3倍の効果に近づけることは十分可能です。

大事なことは、まず「常に3倍の効果を上げるつもりでやらないと勝負にならない」といった緊張感を持つことです。

何も考えず、いつもどおり答練を時間計って解きなおし・・・90分

定着している理論を何度も復習・・・30分

ちょっとスマホが気になって・・・5分

今日の1日、まず振り返ってどうでしょうか。その全て×3倍で天才は合格へ向け進んでいます。

あめ
あめ

 今の意識で勉強していて、大丈夫ですか? 

1分が3倍になったところで3分かもしれません。しかし、1日が3倍になれば3日分となり、それが1年なら、3年分。一つ一つの積み重ねが合格への道標となるわけです。

勉強の『質』を意識したら、勉強法に落とし込む

受験において「天才」と勝負するために、また他の「受験生」と勝負するために、徹底して「質」を意識するとお伝えしました。それでは、意識するだけでよいのでしょうか?

大事なのは、そのもう一歩先。「質を意識したら、それを具体的な勉強法に落とし込む」ことです。「3倍の効果を上げるために、どのような時間の使い方、復習のツール作成、取り組み方をすればよいのか」を考え、勉強法として組み立て、実践すること、それが大事です(この勉強法は、当ブログのこちらでも紹介していますので合わせてご覧ください)。

是非、「勉強の質を意識する」ところまで出来たなら、それを「具体的な勉強法」として実践することを目指しましょう!

『長時間の勉強』は意味があるのか、ないのか

このような記事を書くと『量』が軽視されているように見えるかもしれません。しかし、会計士試験の合格を目指す上では、圧倒的な『量』は当たり前です。1日24時間は、天才でも普通の人でも同じ。その中でまず「勉強時間」で差をつけられては勝負になりません。

まずは勉強時間(=量)で対等になり、その上で、時間の使い方、密度=『質』においても食らいつく、それが重要です。

3倍の効果を意識して勉強する=『質』の徹底 まとめ

“勉強の「質」を意識することが合格に必須”
・最大勉強できる時間(=量)はみな同じ
・同じ時間で天才は「3倍速」で理解する⇒それなら、自分も実時間の「3倍」理解する意識をもつ
・「意識を持つ」だけではなく、「3倍」理解する=「質」を確保するために具体的な「勉強法」まで落とし込む
 授業の受け方⇒こちら 授業の復習法⇒チャート化回転のさせ方

いかかだったでしょうか。何となくわかっていたような『質』の重要性。しかし、何となくの意識はみんな感じています。重要なのは、その意識をいかに「具体的な差」として感じることができるのか、そして、それを意識して勉強法に落とし込めるかということです。抽象論・感覚論で終わらせず、是非、「質」を高める勉強法につなげましょう。


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