簡単に難関資格に合格する方法

会計士挑戦、その前に
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難関と言われる試験に簡単に合格する方法はあるのか?

「資格」にはどういうものがあるのか

このブログをご覧いただいているということは、今、まさに、何か「資格」や「資格の勉強法」について調べている、取得を目指している方でしょう。また、資格試験の勉強を始める時は、「簡単に合格」や「楽して合格」等のワードで検索しがちです。

ここで「資格」と一言で言っても、世の中にはあまたの「資格」が存在します。あなたは、「資格」と言われれば、何を思いつくでしょうか?自身が勉強してきた学問や、社会人の方であれば、働いている業界、職種や業務内容に関係する資格が真っ先に思い浮かぶかもしれません。

そこで、まずはどのような資格があるか、「国家資格」「公的資格」「民間資格」別に難易度評価とともにご紹介(私が実際に受験した経験に基づく評価を含む)。

国家資格~信頼性は抜群
資格の信頼性は圧倒的。国の法律によって認められる資格。その資格を有していなければ業務ができない(独占業務)が認められるものもあり。短答式(いわゆるマーク式のみ)のものもあれば、短答式+論文式の2段階選抜も。実は、試験に合格しただけでは「名乗れない」資格も多い。所管の協会に会員登録し、会費をお布施することで名乗れる。
✓ 激難 ★★★★
受験者層に「無職専念者」「大学生」を多く含み、かつ試験合格後も補習所等への通学・実務要件を満たさなければ資格登録できないものが多い
最短ルートを辿っても最終的に活躍できるまで数年かかるものばかり。また、人生をかけ、一心不乱に努力をしても合格に至らないケースも多い。時間、労力、費用ともに負担・リスク大の一方で合格すれば非常に強力な武器。
弁護士(司法試験合格+司法修習修了+考試+弁護士登録)
会計士(会計士試験合格+実務経験+補習所修了+考査+会計士登録)
弁理士(弁理士試験合格+実務修習修了+弁理士登録)
・その他、司法書士(指定官職従事による別ルートありだが難)、不動産鑑定士税理士(免除制度あり)
✓ 難 ★★★
受験者の大勢は働きながら挑戦する人が多く、そもそも「合格ライン」に達していなくとも受験している者も。そのため、表面上の合格率が低く見える傾向がある。試験形式は、マーク式のみもあり、一見、まぐれでも合格できそうだが、実は、筆記試験のように「解答過程」が全く評価されないため、努力が思うように反映されない試験でもある。そのため、競争は熾烈を極める。
社労士行政書士…etc

⇒比較的「先生」と呼ばれることが多い資格

公的資格~〇〇級という類多し
公的機関によって認められた資格。主に大臣、各省庁が認定しているもの。転職時のスキルアップ等でもよく見かける。国家資格と民間資格の中間的存在。歴史が古いものも多く、信頼性は高いが国家資格ほど敷居は高くないというのが魅力。〇〇級と同じ試験の中でも難易度別に分かれており、「どの級を合格しているか?」が重要になるケースも。例えば、日商簿記なら、初心者3級、履歴書2級、狂人1級のような感じ。
✓ 難 ★★★
転職のためや働きながらスキルアップを目指す人が多く受験する資格。一括りで「公的資格」といっても、気軽に目指しやすいものから、国家資格並みの難易度になるものも。自分のキャリアや転職先が求めるスキルに合致した資格を目指すことと、どの「級」を合格するかを意識する必要あり(「級」によって評価が全く異なる)。
日商1級=全経上級>>>全商1級
⇒日商、全経は税理士の受験資格。一方で全商は主に「商業高校学生」を対象とした評価試験のため、範囲、難易度共に前の2つとは異なるため注意。どこが「主催」の簿記検定かは重要。
米国公認会計士
⇒会計士のアメリカ版。合格率は40%以上あり、挑戦しやすい。PCでカチカチ受験する形式。財務会計から、監査、関連法規が範囲で、対象は「米国会計基準/US-GAAP」。「英語力」は必須。科目合格制があり、18か月以内に全科目合格すればよい。受験資格あり。監査法人はもちろん、外資系企業でもニーズあり。
BATIC(コントローラレベル)
⇒日商簿記や米国公認会計士等と並ぶ会計関連資格。違いは「学ぶ対象の会計基準」。BATICは「国際会計基準/IFRS」が対象。受験資格不要。
ビジネス実務法務検定1級

✓ 普 ★★
書検定(1級~3級。2級から就職では評価といわれる)
日商簿記検定2級ビジネス実務法務検定2級

・その他、手話通訳士カラーコーディネーター…etc
・商工会議所主催が多い印象。
民間資格~ピンキリ。どの資格を取得するかがポイント
民間企業が独自の基準で儲けた資格。信頼性のあるものからないものまで多種多様。その業界の人間なら知っているけど、それ以外は???なものも。転職等の目的があるなら、知名度及び仕事に直結する資格を取捨選択する必要あり。また、そういう目的ではなくとも、趣味の延長で取得するのも面白いかも。なお、「怪しい団体が作り出したそれっぽい資格」も世の中にはあるので注意。
✓ 難 ★★★
証券アナリストのように「職種」に直結する資格が多い。また、FPのように独立が可能な資格もあれば、就職では当たり前の「TOEIC」「TOEFL」等の合否ではなく「スコア」を取得するものも。努力をすれば、しっかり合格できる資格が多い。
証券アナリストFPTOEFL(スコア次第)、TOEIC(スコア次第)
✓ 易~普 ★~★★
インテリアコーディネーターMOSITコーディネータ
…etc


「簡単」に「楽に」合格できる資格は、意味がない

前述は、ほんの一部ですが、私見の難易度+コメントとともにご紹介しました。他にもまだまだ存在しています。そんな中、昨今、就職でも、働き出してからでも、転職でも、一に資格、二に資格・・・と言われます。そして、「よし、挑戦だ」と思う方も、少なくないでしょう。そこで、ネットで調べたり、また書店で手に取る一冊の本。そこに踊る文句は、『簡単に合格』『楽して合格!』

こんな勉強法を誘われて、勉強を開始した人も少なくないのでは?もしかしたら、そんな勉強法を探してこのブログに来た人も・・・いるかもしれません。もしそうなら・・・「そんな方法はありません」

考えてみてください。誰しも『簡単に』『楽して』合格できる難関試験があるでしょうか。それはもはや、普通の試験です。難関試験では、資格取得後、その資格を生業として、専門家として業務をできる素養があるかを見るものです。誰でもなれる素養なら、専門家である必要はありませんね。難関試験であればあるほど、『簡単に』『楽して』合格できる試験はないということです。

裏を返すと、「これで簡単に会計士試験に合格!」みたいな書籍、ブログ等は全く信用できないと思います(私見)。

じゃ、このブログは何を紹介しているの?

あめ
あめ

「簡単」でも「楽」でもない、でも合格できる勉強法を紹介しています

「簡単」でもなく、「楽」でもない。しかし、誰でもできる勉強法


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にほん ブログ村

私のブログで紹介している方法は、簡単でもなければ、楽でもありません。ただ、『誰でもできる勉強法』です。正確に表現するなら、『誰でもできるが誰もがしない勉強法』です。そんな勉強法で合格した人がいるか?って話ですが、います。

私です。自分で表現するのも何ですが、私は普通の人間だと自負しています。それでも、公認会計士試験に一度の受験、2年で一発合格することができました。もちろん運の要素もあったと思いますが、それでも実際に合格しました。ここで一つ、自分が凡人、普通の人間だ、と思う方へ質問です。

『天才の勉強法を普通の人間が真似できるのか』

できる人は・・・このブログのことは忘れてください。そして、もしできないと思ったなら・・・普通の人の勉強法を知ればいい。ただ、それだけの話。しかし、普通の人の勉強法はなかなか見つからない。それなら私の方法を紹介しましょうというのがこのブログの目的です。

自分自身に合う、合わないは当然あるかと思います。だからこそ、試しに私を含む、様々な合格者の合格体験記、勉強法を見てみることをオススメします。

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