001_株式投資で損をしない方法

会計士による投資の話
この記事は約7分で読めます。
スポンサーリンク

株式投資で「これさえ」すれば損はしない!

タイトルが釣り気味で申し訳ありません。そして、このタイトルに惹かれた方は「損をまさにしようとしている」状況です。なぜなら、投資の話で「損をしない」こと、そのリスクがゼロであることはありえません。

もし、あなたの周りに
 「この方法をやってみるだけで、毎月xx万円!リスクゼロ!」
 「最初にノウハウをxx円で購入すれば、あとは毎月xx万円!」

みたいな話、広告があれば、まず間違いなく嘘です。
特に、株式を購入する投資の場合には断言できます。

では、なぜ断言できるのかですが、それは「会社がつぶれる可能性」がゼロではないからです。近年でいえばコロナのようなイレギュラー発生は予見が極めて難しいものです。それを考えても「リスクゼロ、損をすることはない」という表現が嘘であることは明らかです。

と言いつつ、前述の内容をふまえれば、「損を限りなくしないようにする」ことは、可能とも言えます。さらにいうと、次の2点を守れば、「損をしないことはありえないが、損をする可能性をゼロに近づけることはできる」となります。

して、その方法とは・・・

損を限りなくしない方法

1.つぶれない会社に投資
2.10年持つ覚悟

損を限りなくしないためのポイントは、この2点です。

上記TIPSの記載からもわかりますが、私は超長期保有の投資家です。もちろん、デイトレード、スウィングトレードを否定する訳ではありません(むしろ最近はやっていました)。

では、なぜ超長期保有前提かというと、デイトレードやスウィングトレードの場合、勝率が凄まじく下がるからです。そのため、テクニカル分析、需給分析の優先順位は低めです。理由は、長期的視点ではテクニカルも結局、ファンダメンタルズの結果に収束するという理解だからです。

話を戻します。「損を限りなくしないようにする」ための2点を示しましたが、もう少し具体的にお伝えします。

つぶれない会社に投資

つぶれない会社がわかれば苦労はしないよ…

確かに。この一言で終わりそうですが、全くわからないかというと・・・実は、そんなことはありません。

公表されている財務諸表(監査法人がしっかり仕事をしている前提)があれば、業績が危うい会社は、財務諸表に必ずと言っていいほど、そのサインが出てきます。そのサインをしっかり掴むことができれば、つぶれない会社からつぶれない会社への投資を続けていくことも可能です。

ではそのサインは?ということですが…多種多様です。

ファンダメンタルズ分析を一度でもしたことがある方はわかると思いますが、分析指標は山ほどありますよね(EBIT、EBITDA、PBR、PER、PSR、当座比率、流動比率、固定比率、負債比率、自己資本比率、インタレスト・カバレッジ・レシオ、粗利率、営業利益率、ROA、ROE、ROIC・・・)。

また、時代によっても新たな指標が生まれてきています。その中から何を使うのか・・・まさにこれがポイントなわけですが、それは、今後、私が実際の銘柄を分析を通して、参考までにお伝えできればと思っています。

ちなみに、業績が落ちてきた会社、安定している会社、伸びている会社、見る指標は同じでも、重視すべき指標はそれぞれ異なります。簡単な例だと、業績が落ちてきた会社で財務諸表でまず何を見るべきか、というケースです。

わかりますか?

・・・答えは最後段に。

10年、保有する覚悟

かの有名なバフェット氏がこんな感じのことを言っています(訳が少し雑です)

10年持つ覚悟がないなら、10分であっても持ってはならない

彼自身、長期保有の投資家ということもありますが、この意味には、短期の変動は本来の投資という点から意味がないこと、会社へ投資することの意義を教えてくれているような気がします。もちろん、短期的にテクニカルによる売買で利益を上げることを否定しません。これは投資のスタンスの問題ですね。

ただ、どんなテクニカルであっても強烈なファンダメンタルズの前では無意味です。また、機関投資家とやり合うにしても、個人手投資家がデイやスイングのように「短期で利益を上げる」という同条件でやり合っても勝てる気がしませんよね。

そうです、個人投資家と機関投資家、唯一の違い、かつ、個人投資家に優位性がある条件、それが「時間軸」です。現物取引前提ですが、自身の資金で売買するため、期限はいつまででも保有していい、いつ利確しても損切してもいいことは、とても大きな強みです。

機関投資家は期日までに一定の利益を上げることが必須です。そのために、アルゴ取引、信用、空売り、相場を作る・・・何でもやってきます。

そう考えると、どうせ勝負するなら、自身が利益を上げられる可能性が高い土俵で勝負すべきではないでしょうか。市場において誰がカモになっているか・・・気づいた時には手遅れにならないように。

そして最後に。

なぜ上記2点=「損を限りなくしないようにする」ことにつながるのか。それは、現物保有前提ですが、「確定させなきゃ損じゃない」理論です。これは勝手に私が唱えています笑

当然、タイミングによっては含み損を抱えます。たくさんの書籍、私も読みましたよ。その中でほぼ、必ず言われるのは、「しっかりした損切」です。

しかし、それは本当に正しいのでしょうか?

投資スタンスが変われば戦略も変わります。そこを混同してはいけません。会社がつぶれない前提、また、しっかり分析を行って、成長可能性が少しでも高い企業へ投資していれば、いずれ含み益に変わる可能性も高くなるということです(その観点からは、高くなる過程で一時的に下がったところで売却することは損切という名の愚策です)
=裏を返せば、含み損を抱えても大丈夫な投資規模、精神状態を保てる状況、そして、余裕資金で行う、これが大大大前提です。

まとめ.株式投資で「損」をしない方法

「つぶれない会社に投資」
✓しっかり企業分析。焦る投資に意味はなし。
「10年持つ覚悟」
✓日々の上がった下がったに一喜一憂しない。
✓機関投資家の空売りに付き合わない
✓投資した企業について、日々モニタリング

上記を前提に、投資した時点と今で、状況が変更、いわゆる潮目が変わっていないかをしっかり確認し、変われば投資判断を考えるスタンスが個人的にはおススメです。

含み損を時には抱えるこの手法、精神的に削られることも多々あります。そのためにも、身の丈に合った投資規模、この順守が絶対条件になりますが。

ということで、今回の投稿は以上となります。もちろん、個人的な見解ですので、投資は自己責任で!

おまけ.つぶれそうな会社で最初に確認すべきこと

前述の問いに対する答えです。つぶれそうな会社で最も確認すべきこと・・・それはCFの一択です。営業CF、投資CF、財務CFのバランス、ここを外してはいけません。じゃ、その具体的な見方は・・・また別の記事で。


 X投資垢はこちら 

 他の資格ブログは↓から 
にほん ブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました